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- 行方不明者の捜索、打ち切り決まった直後に 警察犬ムック号お手柄
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行方不明になった高齢男性を発見したとして、兵庫県警姫路署は、県警鑑識課の警察犬「ムック・オブ・ハウス・サン・ボア号」に署長感謝状を贈った。ムック号はジャーマンシェパードの雄7歳で、表彰されるのは今回で14回目。 8月22日午後7時20分ごろ、同県姫路市内の男性(85)の家族から「家に帰らない」と同署に届け出があった。男性が着けていたスマートウオッチの衛星利用測位システム(GPS)が市内の山中で反応したことから、すぐに同署員らが周辺の捜索を開始。しかし辺りは暗く難航した。 午後10時35分ごろからムック号も合流。男性宅にあった帽子のにおいを頼りに、ペアを組む同課の門脇正真警部補(41)と山道へ入った。 手がかりが
- 高知県内「小自治体にしわ寄せ」 ふるさと納税 経費厳格化悲鳴
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ふるさと納税の返礼品に対する寄付額引き上げを誘発した、経費の線引き厳格化。自治体としての規模が全般的に小さい県内市町村は競争力の低下を懸念し、「地方振興のための事業なのに、小さな自治体にしわ寄せが来ている」との悲鳴も上がる。稼げる自治体との差がますます開く二極化の不安も膨らんでおり、例年寄付が多く集まる年末を前に、現場の模索が続く。 「11、12月に(1年の)6割ほどの寄付額が集まるから、そこを目指してきたのに…」 年度途中のルール変更にため息を漏らすのは、香美市の担当者。同市は10月以降、菓子の返礼品がもらえる寄付額を7千円から1万1千円に、複数回届く野菜の定期便は約28万円から約35万円に引き上げる。10月
- ごみ処分、力仕事、買い物… 電話一本で代行 群馬・高崎市の新たな高齢者SOSサービスに「助かる」「得した」
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群馬県高崎市が高齢者の生活支援として導入した、電話一本で力仕事を手伝う「高齢者力仕事SOS」と、買い物を宅配する「高齢者世帯買い物SOS」の二つのサービスが9月1日に始まった。利用者からは「処分に困っていたので得した気分」「玄関先まで届けてくれて助かる」といった好意的な反応が寄せられている。市は今後、サービスの拡充を視野に、さらに利便性を高めていく。 「力仕事」はたんすなどの粗大ごみ処分や家具の移動を手伝う。処分費用は自己負担となる。2人一組で作業し、1時間程度で済む仕事が対象で年1~2回の利用を想定。市内を3地区に分け、「ごみ出しSOS」にも携わる3業者に委託した。15日現在で205件の依頼があり、136件を
- 病院統合、揺れる三田 「白紙撤回」掲げ当選の新市長トーンダウン、医師不足「ここまで切迫と知らず」兵庫
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今年7月に与野党相乗りの前市長を破り、政治経験のない新市長が誕生した三田市政が揺れている。公約に三田市民病院再編統合の「白紙撤回」を掲げた田村克也市長だが、当選後は主張が玉虫色に。市議会でも曖昧な答弁を繰り返して紛糾した。兵庫県内で公立病院の再編が進む中、三田市は独自の道を歩むのか、否か。その行方に注目が集まる。(橋本 薫、土井秀人)■28年度の開院を予定 「(答弁が)支離滅裂になっている。公約通り再編統合を白紙撤回するのか。あるいは公約を撤回して再編統合を進めるのか」。9月上旬に開かれた市議会一般質問。議員に迫られた田村市長は「市民の命を最優先に考え、適切に判断する」などと明言を避けた。 市民病院再編を巡って
- 寄付金「値上げ」ラッシュ
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「10/1値上げ」「10月から減量!!お早めに!!」―。 ふるさと納税の仲介サイトに、こんな表示があふれている。総務省が10月から、経費の算定ルールを厳格化。多くの自治体が寄付金の引き上げや、返礼品の縮小に踏み切るためだ。利用者の間では寄付の駆け込みが相次ぎ、ルール変更を商機とみた仲介業者の競争激化も起きている。 ふるさと納税制度で自治体は、受け取った寄付金のうち、返礼品や送料といった経費の合計額を50%以下に抑えなければならない。10月からは、これまで対象外だった経費も合算し、50%以下にする必要がある。 具体的には、確定申告が不要となる「ワンストップ特例」の事務費や、寄付の受領証明書の発行費などが加わる。仲
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