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「村神様のバット」WBC優勝で返礼品希望相次ぐ 岐阜・養老町ふるさと納税、受け付け前倒し

 プロ野球の村上宗隆選手モデルのバットが30日から、岐阜県養老郡養老町のふるさと納税の返礼品に再び加わる。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での日本代表の優勝後、世界一に貢献した村上選手と同じモデルのバットを「返礼品にしてほしい」と希望する問い合わせが相次ぎ、町が対応した。受け付けを4月上旬から始める予定だったが、3月30日に前倒しする。 町内に本社工場を置き、村上選手らプロ野球選手の木製硬式バットを手がけるミズノテクニクス(養老町高田)が製造する。WBCでも使用された昨シーズン途中からのモデルで、素材や重さのほか、くり抜かれたヘッドやグリップエンドの形も本物と同じ。末端には町章と通し番号が刻まれている

「ごみ屋敷」把握5千件超

 大量のごみ、物品が屋内や敷地に放置された「ごみ屋敷」を2018年度以降に把握したことがあるのは全国の市区町村のうち38・0%で、総数は5224件に上ることが28日、環境省による初の件数調査で判明した。ごみ撤去など改善されたのは49・5%の2588件で、半数は未解決だった。ごみ屋敷は高齢化や社会的孤立、経済的困窮などが背景とされ、対応の難しさが浮かんだ。 放置すると近隣トラブルや環境悪化の原因となるため、環境省は調査結果を全国の自治体に周知し、対策に生かしてもらう。 環境省が全1741市区町村を対象に、昨年9月末時点の状況を聞いた。把握件数を都道府県別にみると、東京の880件が最多で、愛知538件、千葉341件と

【ニュースの深層】<マイナンバー関連法改正案>「全国民」普及へ強行策

 政府はマイナンバーカードの普及に向け、健康保険証を廃止して「マイナ保険証」に統一する強行策に出る。「ほぼ全国民」のカード取得を目指し、なりふり構わない政府。社会のデジタル化推進が目的だが、公金受取口座の登録やマイナンバーの利用拡大を巡っても不信感が根強い。 ▽地方ではシステムへの対応が困難 「薬や健診情報を医療機関に提供でき、診療の質向上につながる」。河野太郎デジタル相はマイナンバー法など関連法改正案を閣議決定した後の記者会見で、マイナ保険証の利点を強調した。 だが現時点でマイナ保険証の読み取り機を設置した医療機関は対象の約半数。不具合なども多く報告されている。各地の医師らでつくる全国保険医団体連合会(保団連)

金髪ギャル、酪農家に転身

 金髪の間にピンクのエクステンション(エクステ、付け毛)がのぞく。「元はごりごりのギャル」という田中久実さん(33)の職場は北海道・オホーツク海側の雄武町にある小さな牧場だ。新型コロナウイルス禍で失業し、腰かけのつもりで酪農業に転じたが、今ではすっかり牛の愛らしさのとりこに。独立を夢見て〝モウ〟進中だ。 氷点下10度を下回った2月上旬の午前4時過ぎ。デニム生地のつなぎ姿で、田中さんはせっせと牛に朝ごはんを配り始めた。「もっちー、会えなくて寂しかったね」。牛は返事をする代わりに、尻尾で田中さんの顔をはたいた。 近くでは別の牛が気持ち良さそうに用を足した。混沌とした牛舎の中を身長150センチと小柄な田中さんは懸命に駆

ふるさと納税で市民税流出 川崎市、クラファンで補てんへ

 ふるさと納税による個人市民税の流出を巡り、川崎市は「ガバメントクラウドファンディング」(GCF)を実施し、寄付金を事業費に充てる。市は2023年度の個人市民税の流出額を125億円と見込んでおり、危機感を募らせている。 2月28日の市議会第1回定例会本会議で、立花満財政局長が、花輪孝一氏(公明)の代表質問に答えた。 同市は個人市民税の流出額が増加の一途をたどり、15年度と比べ23年度は約60倍となっている。財政への影響が大きいことなどから本年度に初めて、GCFを実施。夢見ケ崎動物公園(幸区)の動物用医療機器整備と市政100周年記念事業の2事業で計約574万円が寄付された。 23年度は、7~10世紀の史跡「橘樹官衙

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