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特撮俳優が公務員に変身!

 2004年にテレビ放送された特撮ドラマ「特捜戦隊デカレンジャー」に俳優として出演し、宇宙警察の一員として悪と闘っていた男性が、高知市職員として地域おこしに取り組んでいる。「高知を盛り上げたい」。真っ白なコスチュームから一転、スーツにネクタイ姿の公務員に変身し、このたび「デカレンジャー」映画の製作と地元ロケの誘致にこぎ着けた。映画は6月に公開される。 地域おこし協力隊の隊員として市役所に勤務する吉田友一さん(41)は、埼玉県出身。雑誌モデルを経て俳優に転身し、大学3年の時に「デカブレイク」役をつかんだ。しかし顔面神経まひを患ったことをきっかけに鍼灸の道へ。21年に鍼灸師の師匠が開業している高知市に居を移し、平日は

若手栃木県職員、目立つ退職 20代、19年度5人から23年度は21人 中堅やエース級も

 若手や中堅の栃木県職員の退職が目立っている。2023年度に自己都合で退職した県職員(教員、警察官を除く)は20代で21人に上り、19年度の4倍に増加したことが3日までに、県への取材で分かった。30~40代は近年横ばいが続くが、2桁が常で、将来を嘱望された“エース級”の退職も顕著という。安定した収入が人気だった自治体職員の離職増は全国的な傾向。県も定着を促す取り組みに力を入れているが、歯止めはかかっていないのが実情だ。 県人事課によると、20代の退職は19年度5人、20年度6人、21年度12人、22年度16人と増加している。23年度の21人は20代の職員全体の約2%に当たる。採用1年以内の離職もあった。 個々の退

再オープンから1年で撤退 南島原・道の駅「ひまわり」の運営企業 過疎地での経営厳しく 長崎

 長崎県南島原市深江町の道の駅「ひまわり」を運営していた佐世保市の企業、地頭薗が3月末で撤退し、佐賀市の物流会社アペクシアにひまわりを売却した。ひまわりは営業を継続している。来場者が減り営業を終了した道の駅「みずなし本陣ふかえ」を受け継ぐ形で昨年春に再オープンしたひまわりだが、客足が戻らず、地頭薗はわずか1年で撤退を余儀なくされた。島原半島唯一の道の駅は厳しい状況が続いている。■再オープン 「みずなし本陣ふかえ」は、県や旧深江町(現南島原市)が整備して1999年に開業。雲仙・普賢岳噴火災害の学習施設を備えた複合施設として親しまれ、飲食・物販施設を南島原市の第三セクターが経営していた。 来場者は2002年の89万人

廃棄される防火服、新しい製品に さいたま市が販売

 埼玉県さいたま市は、市内の障害者施設や公益社団法人「埼玉デザイン協議会(SADECO)」と協力して、役目を終えて廃棄される消防隊員の防火服をアップサイクルした商品を製作した。オンラインストア「サデコMONOがたり」で、防火服の特性を生かしたキャンプ用グッズのほか、Tシャツを販売している。 廃棄されるものに、デザインやアイデアなど新たな付加価値を持たせることで、新しい製品に生まれ変わらせるアップサイクル。市と同協議会はこれまでも、「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」の懸垂幕などをアップサイクルした商品を開発、販売している。 市障害者総合支援センターによると、市消防局の防火服が今年1月に更新された。同局の協

全国初の路線バス共同運営、「広島モデル」へ初会合 広島市とバス8社、2025年1月めどに法人化

 全国で初めて路線バスを共同運営する広島市での取り組みで、市と地元バス8社が本格的に始動した。4日、主体となる官民の新組織が市役所で初会合を開き、路線再編や車両更新の計画作りに着手。苦境にあるバス事業を再建し、利用者が便利さを実感できる「広島モデル」の確立を目指す。 新組織は、1日付で市と8社が設立した「バス協調・共創プラットフォームひろしま」。4日、市役所8階にある会議室で実務担当者たち約20人が机を囲み、新しい運賃体系など利用者を増やすための案を出し合った。事務局を務める市の山本陽明・バス事業再構築担当課長は「会社の垣根を越えて一体感を高めよう」と力を込めた。 今後、週1回のペースで会合を開催。乗降データを持

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